仕事をしていると、「やりたくない仕事」や「断れない仕事」をやらされることってよくありますよね。
自分が楽しくてやっている仕事なら充実しますが、嫌いな業務していると仕事がつまらないと感じます。
そこでこの記事ではやりたい仕事をするためにどのようなことをしたらいいかをお伝えします。
他の人がどのくらい「やりたい仕事」に就いているかなどのデータも引用しているため、他の人の考えも知ることができます。
また、上司と部下の考え方のギャップもお伝えするため、今までとは違った発見があるでしょう。
まずはやりたくない仕事や対処法を知り、今後の取るべき行動を考えていきましょう。
やりたくない仕事ばかりやらされると感じるのはなぜ?
やりたくない仕事をするとつまらないと感じますし、誰でも自分がやりたい仕事に就きたいと思いますよね。
では、一体どのくらいの人が自分のやりたい仕事をしているかって気になるところですよね。
Biz Hitsでは全国の働く男女500名に、「今の仕事はあなたがやりたかった仕事か」というアンケートを実施しています。
引用元:Biz Hits 「仕事が楽しいと思う瞬間ランキング!男女500人アンケート調査」
この統計データでも分かるように、やりたくない仕事に就いている人は約半数います。
やりたくない仕事とは
「事務」や「電話応対」「クレーム処理」など人が嫌がる仕事はたくさんありますが、一体どのような仕事がやりたくない仕事仕事でしょうか。
先ほどのBiz Hitsでは、仕事が楽しいと思うときのランキング1位は「感謝されたとき」とされています。
1位 感謝されたとき・・・88人
2位 仕事がうまくいったとき・・・85人
3位 顧客や社会に貢献できたと・・・40人
4位 人と関わっているとき・・・32人
5位 職場環境・人間環境がよいとき・・・24人
ランキングを見てみると何となく共感できますよね。
そして、やりたくない仕事とはその逆の意味と考えることができます。
- 人から文句ばかり言われる
- 仕事が全然うまくいかない
- 自分が足を引っ張っている
- 誰とも関わらない
- 職場や人間環境が辛い
クレーム対応や自分の苦手な業務をしていたり、分からないことがあっても誰にも聞くことができない仕事だと本当に辛いですよね。
なぜやりたくない仕事をやらされる?
会社員であれば上司の命令に従わなければいけませんが、なぜ自分のやりたくない仕事ばかりやらされるのでしょうか。
これには以下のような理由が考えらます。
- 業種や部署が違う
- 会社で評価をされていない
- スキルがなくて雑用などばかり渡される
- 上司からの信頼がない
- どの仕事もつまらないと感じる
自分の天職というのは20代で見つけるのは難しいですし、そもそも自分がどんな仕事をやりたいか分からずに応募したという人も多いですよね。
また、上司から認めれないと雑用やみんなが嫌がる仕事ばかり押し付けれることもあります。
私もかつて簡単な雑用ばかり言われて仕事がつまらないと感じていたときがありました。
やりたくない仕事をしたくなかったらどうする?

今の仕事を続けるにしても、やりたくない仕事は避けたいですよね。
ある程度難易度の高い仕事をこなした方がやりがいもありますし、苦労して完成した業務は充実感も満たされます。
このように毎日の仕事を充実させるための3つのやることをお伝えします。
信頼される部下になる
実は上司と部下には考え方のギャップがあるというデータがありました。
引用元:マンパワーグループ 「上司と部下が職場で感じるギャップを調査!信頼される上司、信頼される部下の人物像とは」
部下にとって信頼できる上司は「部下の話を真剣に聞く」ことです。
一方上司から信頼されるには「仕事の目的の理解」や「コミュニケーション」「謙虚さ」などが挙げられます。
例えば来客用のパンフレットを準備する指示を与えたとしても、「どの客先が今日来るのか」「何時までに必要か」「案内用の部屋は暖房のスイッチは」などと気が回れば上司の信頼は高くなります。
上司の行動の手順や作業方法の真似をするのも効果的。模倣された人は模倣した人に好印象をもつ効果があると言われている。(カメレオン効果)
やりたい仕事のスキルを高める
もしあなたが「Excelの業務」をしたいのであれば、グラフやマクロ、データ集計やVBAなどを誰よりも高いスキルを持つと自然と任されます。
他にも事務が嫌で営業を専門的にしたいのであれば、普段から「〇〇さんと会話をするとなぜかもっと話したくなる」という人材になることです。
人は全てのスキルを極めることはできませんが、どれかに絞ってスキルを上げることで専門性を作ることができます。
「理想としてはあなたにしかできない仕事」を作ることで、やりたい仕事を自然と任されるようになります。
「あなたしかできない仕事」だからとやりたくない仕事から抜け出せない状態であれば、マニュアル作成や後輩にやり方を教えるなど後継者を作る準備をすること
上司へ相談する
実は上司は部下の気持ちを細部まで分かっていません。
あなたが今の仕事をつまらないと思っていても、人間は人の心の中を知ることはできませんよね?
私がかつて派遣社員20人に仕事を指示していた時、「この人はどんな仕事が好きなのか」「もしかしたら他のスキルを習得したい?」「今の部署を極めたい?」「座り仕事と立ち仕事のどっちが好き?」などと気になることがありました。
つまり、あなたが上司に「〇〇の業務をしたい」という旨を伝えることで、上司にとっては初めての発見かもしれません。
また、「〇〇の仕事は嫌です」ではなく「〇〇の仕事をしたい」と伝えることで仕事に対する意欲を見せる効果にもつながります。
やりたい事をするのにもっとも良い方法とは?

今の会社で取り組めることをこれまでお伝えしましたが、上司からの信頼を得るにはどうしても時間がかかりますよね。
そこで、短期的に考え方を変える方法や、今の仕事以外での方法も紹介します。
思考の変換
最も簡単な方法は「つまらない仕事はない」というように考え方を変換する方法です。
これは30代でライフネット生命保険の副社長を務めた岩瀬大輔氏の著書「入社一年目の教科書」で紹介されている内容です。
本書ではどんなに単純な作業であっても、その作業に自分なりの付加価値をつけることができると紹介されています。
例えば上司に頼まれたコピーでも、見方を変えれば多くの学べることがあります。
- なぜこのコピーは5セットも必要なのか
- 何ために使う資料なのか
- 自分がこの資料のタイトルを新しく考えるなら
- コピー枚数を減らす方法はないのか
私が勤務していた製造業では複数の作業者がいるために大量にコピーをしていました。
しかし、図面に番号を付けたりマーカーをつけるといった工夫、工程ごとに図面を受け渡すといった改善をすること絵大幅な用紙代節約に成功をした経験があります。
このように雑用から会社の利益貢献に繋がる発想も生まれます。
仕事場所を変える
部署異動の申請や転職も方法の一つです。
努力は大切ですが、人にはどうしても得意不得意があるもので、当然得意な業務の方が仕事は楽しいと思えます。
あなたが現在やりたくない仕事と感じているのは、もしかしたら不得意な仕事をしているという原因の可能性もあります。
未経験の仕事にチャレンジすることで自分の得意を見つけるきっかけになる。自分は〇〇の業種じゃないといけないというような正解はない
ネットビジネス
ネットビジネスに専門的な資格は必要ありません。
多くの人は自分には難しいと感じて手を出しませんが、実はネットビジネスと言っても様々な種類があります。
項目 | 長所 |
アフィリエイト | 自分の好きなジャンルを選べる |
FX | 自宅で好きなときに作業できる |
株・投資 | 軌道に乗れば大きなリターンを得られる |
ユーチューバー | ゲームや趣味でも収入へ |
プログラマー | 高収入を得られる |
アフィリエイトはブログやサイトに広告を貼り、その広告からの報酬が自分のものになります。
ジャンルは「健康」「仕事」「資格」「投資」など様々なですが、自分の興味のあることなら何でも収入に繋げることができるという利点があります。
やらされてジャンル選びをするのではなく、自分がやりたいことをやりたい時間にすることが可能です。
ブログやサイトは月額1000円程度と少額で運営することが可能。リスクが小さく、自分の好きなことを発信することで収入を得られることができる
まとめ
この記事ではやりたい仕事をするためにどのようなことをしたらいいかについてお伝えしました。
世の中の約半数はやりたくない仕事をしています。
そして、対処法として「信頼される部下になる」「スキルを高める」「上司へ相談」といった方法を紹介しました。
また、最後にお伝えしたネットビジネスは日中仕事をしながらでも始めることができます。
副業としてすることで収入が途切れる心配はありませんし、自分のやりたいことで収入を得られることは本当に嬉しいものです。
やりたくない仕事から抜け出すためにも、今から行動を変えてみましょう。